2023.01.23

青ヶ島を訪問

【ひんぎゃの塩】が生産されている青ヶ島へ行って参りました。

青ヶ島は絶海の孤島とも呼ばれる島で、世界でも珍しい2重カルデラの島です。

渡航成功率は50%らしく渡航手段は八丈島からのヘリ(9人乗り)か船。

幸いにも問題なく渡航出来ました。

島の食材は塩、あおちゅう(焼酎)、自生の明日葉、地魚等…
初回なのでまだ探せていない食材もあると思います。

ひんぎゃの塩とは内輪山(写真中央の凸部分)から湧き上がる地熱を利用して炊き上げる平釜塩です。
通常、人体に有毒なガスを発生するのですがこの青ヶ島の地熱は無味無臭の無毒だそうです。
昔は内輪山には水が豊かでしたが火山活動後、水が全て蒸発してしまい、地熱だけが残って、この奇跡の産物を利用してひんぎゃの塩は出来ております。
炊きあがった塩を一粒一粒、異物が無いかチェックして、袋詰め。
袋詰め後のパックをさらに検品してからの出荷。
味も素晴らしい上にこの徹底的な検品作業を目の当たりにして、アリサさん(青ヶ島製塩事業所の代表)の塩作りへの情熱が垣間見えました。

ひんぎゃの塩を日本一にすることが目標との事です。
本当に素晴らしい生産者さんです。

2月は与那国島の杉本さんの塩作りの現場に行ってきます。